製造業
風の流れの“視覚化”と“逆解析”が熱設計を変える!
逆解析を設計アイデアにそのまま活用できる
次世代のシミュレーションツール
概要
これまでの熱設計シミュレーションでは設計目標をクリアするためにアイデアを試行錯誤して答えを導いてきました。その時間と労力は設計者の負荷となり、やむを得ず妥協案を強いられることもあります。 FlowDesignerの”逆解析機能”は、このフローを大きく改善します。
通常の解析結果をもとに、目標とする温度や風速を設定すれば、どの条件を改善するとより設計目標に近づくかが”感度マップ”として表示されます。改善案の指標(=感度)を見ることで、試行錯誤の時間が短縮されるだけでなく、今まで想像もしていなかった解決案が見つかるかもしれません。レスポンスも速いので、設計者が本来のパフォーマンスを最大に発揮するための有力なツールとしてご活用いただけます。
CAD連携ファイル形式の一例
- STEPファイル
- STLファイル
- 3DSファイル
逆解析フロー
試行錯誤のループから脱却する逆解析
逆解析を行うのに必要なプロセスはシンプルです。
① 通常解析の条件を設定する ② 設計目標点と目標値を設定する
わずか2回の設定操作を行うだけ。
最適化手法に対する専門的な知識を必要とせず、設計改善点を見つけ出すことができます。
感度解析で得られる結果例
- 風量感度/風向感度(ファンなど)
- 吹出し温度感度(冷却口など)
- 開口率感度(開口圧損など)
- 面加熱感度(加熱面など)
- 熱通過率感度(機器筐体など)
- 位置感度※(ファン、コンデンサなど)
- 体積発熱感度※(発熱部品など)
- 熱伝達率感度※(各部材)
※Enterprise版のみ
オプション
熱解析の計算負荷を劇的に軽減する外部連携オプションをご用意しております。
熱解析の計算負荷を劇的に軽減する外部連携オプション
ヒートシンクや熱交換器などの複雑部品はマクロモデルとして、熱回路網モデルを定義することにより、FlowDesignerとの連携を実現。
使い慣れたExcelとの連携を通して計算負荷を劇的に軽減することが可能になります。