暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降するため、温度ムラのない空間を設計することは難しい課題です。FlowDesignerの逆解析機能を使えば、効率的にかつスピーディーに問題を解決することができます。
解析概要
目的
ある実験空間の中に9つの温風流入口を設け、空間内部を温める。現状、空間の中央部分(設計領域)に温度ムラができてしまう。『流入流量の調節』により、できるだけ温度の均一化を図りたい。
解析モデル
モデル概形
吹出口 | 2 [℃]3.5 [cm/s] |
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床面・天井面 | 表面温度 0 [℃] |
空間大きさ | 0.1 x 0.1 x 0.1 [m3] |
温度分布(現状)
現状では吹出口に近い部分、領域上部で温度が高い部分があり、温度ムラができている。
上から見た断面
横から見た断面
設計目標の設定
設計目標:各ターゲットの温度を均一化したい!
果たしてFlowDesignerの解析結果は…?!
各吹出口の流量をどのようにコントロールすれば温度ムラを解消することができるか。
逆解析でパラメータスタディをすることなく、改善案を見つけることができました。
また想定をしていなかった改善案の発見も!?
この解析結果(PDF資料)はダウンロードできます。
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