建設業

2015-08-10

室外機から排熱された熱い空気が、再び室外機に吸い込まれてしまう(ショートサーキットを起こす)と空調機故障の原因となります。今回はこれらの課題を解決するため、室外機近傍の気流・温度の様子を検討します。

解析概要

目的

ビルの屋上に複数台室外機設置を検討しているが、現状の配置でショートサーキットを起こさないか、周囲の建物の影響も含め検討したい。

 

目的

ケーススタディ

卓越風向で【風の弱いとき】【風の強いとき】それぞれでの室外機近傍の温度分布を確認する。

 

風の弱いとき

風の弱いとき

0.5m/s @ 地上高さ1m

風の強いとき

風の強いとき

5.0m/s @ 地上高さ1m

解析モデル(概形)

建物概形

建物概形

領域大きさ 148 x 177 x 90 [m3]
建物大きさ 30 x 15 x 31 [m3]

※簡易計算のため、解析領域は狭めにとっています。

建物屋上

建物屋上

解析モデル

室外機(8機)

室外機(8機)

 

大きさ 0.8 x 1.3 x 1.6 [m3]
流量 150 [m3/min]
能力設定 以下の吸込温度に対する吹出温度を設定する

 

吸込温度 35℃ 40℃ 43℃ 48℃ 51℃
吹出温度 43℃ 48℃ 52℃ 55℃ 56℃

吸込温度が43℃以下の時に正常運転できるものとする。

解析条件

外気風速設定 ①0.5 m/s ②5.0 m/s (基準高さ: 1m)
外気温度 35 ℃

 

メッシュ数 1,126,244 メッシュ
計算方法 定常解析+非定常解析(2秒刻み5分間)
⇒定常解析で求められた流れ場をもとに、非定常解析を行う

果たしてFlowDesignerの解析結果は…?!

  • 風の強さが変化したとき、室外機はショートサーキットを起こさないか?
  • 周囲建物を影響はあるのか?

各室外機の吸込温度に注目して結果をまとめました。

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